当院にはさまざまなお困りを抱えた飼い主様がご来院されます。

まずは、飼い主さまから詳しくお話をお伺いします。これも病気の特定や否定にとても重要になります。

その後に特定しきれない病気把握のため検査等を実施し、極力当日中に確定診断を行い、今後の診療方針のご相談をします。

そのため、はじめてご来院のときは特に長いお時間をいただくことも多いですが、飼い主様も、小さな家族も納得できるであろう治療法を、可能な限りご提案してまいります。

言葉をしゃべることができないために、辛さをうまく表現できずに苦しんでいる動物に対応するために、当院では可能な限り、院内で検査が済むような機材を導入しております。

勿論、過分な機材を持とうとは思いませんが、血液検査、レントゲン検査、超音波エコー検査、皮膚検査、腫瘤の針穿刺検査、便検査、尿検査など迅速に結果が分かるほうが治療効果の高い病気に対する検査は、極力、院内で行うように心がけております

動物の本能として「痛み」や「辛さ」を隠すことの多さから、飼い主様が「もっと早く気づけばよかった」とおっしゃる姿を見るたびに、臨床家として小さなSOSでもしっかりと気づけるようになりたい、と、思わされることが多い毎日ですので、できるだけその気持ちに沿った治療ができるように心がけています。

もちろん、痛みや辛さを感じさせることの内容に、できる限りの予防に関しても、ご提案をさせていただいております。

また、飼い主の皆様方が家族としての動物に対してより親密になってきていることにより、ワクチンによる主にウイルス感染症に対する予防、フィラリア予防、ノミやマダニの予防、おなかの寄生虫の予防なども、ポリシーをもってご案内させていただいております。

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