金融機関で働いている親族に聞いたことがあります、
「なんで3時閉店なの?5時までやってくれないと不便だし、お客さんに不親切だよね。3時過ぎって何してるの?」すると
「3時過ぎたら暇だと思ってるの?結構忙しいのよ。日中受け入れをした税金とか小切手の合計を確認して仕分けしたり、汚れたお札を返却する為にまとめたり。勿論、窓口しまっても問い合わせとかの電話はかかってくるからね。単純に勘定を突合させるだけではないのよ~。会議とかだって普通の会社と同じようにあるんだから。」と、矢継ぎ早に3時以降に何をやっているか色々話してくれました。
では、動物病院は?長い昼休み、スタッフは何をしていると思いますか?
午後からの診療に向けて寝ていることもたまにあります(笑)
だったら、休み時間を短くして、夕方早く終了しちゃえば?なんて思う事もありますが、そんなことしたら、日中病院に来ることができない飼い主さんに申し訳なくなってしまいます。
ということで、昼休みを長くとり、病院の終了時間を遅くしております。
勿論、寝ないで自己啓発、試験のために勉強したり、スマホをいじったり、なんてこともありますが・・・実は、診察をしていない昼休みだからこそできる事があるんです。何だと思いますか?
想像がつくかもしれませんが、長い昼休みは手術をしている事も結構あるんです~
休み時間は、当然ながら診察を待っている飼い主さんがいないので、より手術に集中ができます。また、複雑な手術となり時間がかかる場合など、長い昼休み中でしたら、時間が確保でき午後からの診察に影響がでない、というメリットがあるんです。
実際に見ていないとわからないことって結構あるんですね。